2006年10月16日(月)
秋も日に日に深まりを感じさせてくれ、寂しさをも思い起こさせてくれる季節となってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
10月23日?25日にかけて鍬山神社鍬山神社の鍬山宮・八幡宮二社秋季例祭「亀岡祭」がにぎやかに執り行われます。亀岡祭りは丹波の祇園祭として親しまれ、山鉾に乗った子どもたちの「コンチキチーン、ソーレ」という祭囃子(ばやし)は亀岡に秋の深まりを伝えるといわれています。
亀岡祭は、大堰川の氾濫による水害封じを祈願するために始まり、各山鉾町の町衆たちが大切に守り育て、今日まで受け継いできたといわれており、亀岡市では、先人から受け継いだ貴重な民俗芸能として無形民俗文化財に指定し、山鉾の復活などを支援してきました。またこれらは、まちににぎわいと活力をもたらす貴重な資源でもあります。
亀岡祭の山鉾は、全部で11基。宵々山、宵宮では、ちょうちんの明かりが鉾を幻想的に照らします。また、「亀岡花灯路(はなとうろ)」は、あんどんが旧城下の路地を彩ります。本祭はすべての鉾が集結。今年はより山鉾の姿を堪能してもらおうと呉服町に集合し旅籠町から柳町に巡行します。雅やかな懸装品(けそうひん)をまとった姿、そして町衆の心意気をぜひご覧ください。また、鉾まちを中心に屏風祭、街かどギャラリーが催され観客の目を一層楽しませてくれそうです。
10月23日 宵々山 夜間巡行やお囃子など
10月24日 宵山 山鉾めぐりスタンプラリー
10月25日 本祭 山鉾巡行
本場、祇園祭にもひけをとらないほどのきらびやかな山鉾の数々に、故郷の歴史と伝統を感じてみてはどうですか。
コメントを残す