2007年03月07日(水)
日々の暖かさの中に春の訪れを感じさせる3月を迎えていますが、私たちの故郷・亀岡は、水と緑を中心とした文化観光の街として毎年関西を中心に多くの方が訪れています。その中でも亀岡三大観光と言われているのが、清流保津川渓谷を勢いよく下る「保津川下り」、四季折々の雄大な自然を楽しむ「トロッコ列車」、そして京の奥座敷でゆったりした時を過ごす「湯の花温泉」です。
このほど、冬の休業期間を終え「保津川下り」と「トロッコ列車」の運行が再開され亀岡は本格的な観光シーズンを迎えることとなりました。
保津川下りは3月10日に行なわれる春の開幕イベントから運航を再開。昨年は開削400周年の記念の年だったわけですが不運にも8月に突如起った落石事故の調査および整備作業のため、冬季船の運航を運休していました。が、晴れてこのたび、落石防止整備が完了したことより、通常のルートでの運航を再開するはこびとなりました。当日は開幕式典のあと、ステージにて各種イベントが企画されています。「保津川」の歌、完成披露会や南京玉すだれ等の楽しい演目のほか、恒例の半額船が10時30分に出航します。
保津川下りより一足早く、3月1日からは嵯峨野観光鉄道・通称「トロッコ列車」が運転を再開し、春気分が一気に盛り上がっています。トロッコ列車は今更説明するまでもありませんが、観光専門の列車で、JR嵯峨嵐山駅横にあるトロッコ嵯峨駅?トロッコ亀岡駅の間7.3キロを往復しながら、四季折々、美しい保津峡の景色を車窓から眺められる人気の列車です。トロッコ列車内は記念写真のサービス(有料)やマスコットのトロッキーや酒呑童子などのオリジナルキャラクターも登場して、観光客を最高に楽しい気分にさせてくれます。
保津峡をわたる春の爽やかな風と大自然の空気をいっぱいに受けながらの自然と溶け込める船と列車の旅です。みなさんも春の保津峡を体感してみてはいかがでしょうか? 特にトロッコ列車はかつての山陰線をコースに走っていますから、1989年3月以前に卒業された同窓生なら昔と変わらぬ景色を懐かしむ、なんて楽しみ方もありますよ。
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