2015年07月13日(月)
現役学生と同窓生が意見を交わし交流を深める懇談会を7月11日(土)に開催しました。
同懇談会は同窓会として母校の発展を願い、学生たちが「 今 」 思うことを聞ける機会ととらえ、平成8年から開催されている恒例行事で、今年で20回目を迎えました。
祇園祭の鉾建も始まり、館内に「コンチキチン」の祇園囃子の鉦の音色が流れ、装飾などが施された京都 東急ホテルで開催し、同窓生、現役生、来賓合わせて40名が参加しました。
開会にあたり、中村正孝同窓会長から「我々同窓生は、母校の発展のために何か役に立てればと思っている。現役生の皆さんは、気を遣うことなく、率直な意見を述べてほしい。」と挨拶。
そして、来賓の今竹基一教育修学支援センター室長からご挨拶をいただき、参加者全員が自己紹介を行いました。
そんな自己紹介の中、廣瀬祐紀中央委員会議長からは、「今年20歳の自分が、20年目のこの会に参加できるということに、なにか『 縁 』を感じます。」と。その言葉に同窓生は様々な思いを抱くことに。
自己紹介のあとは、8人ずつのグループに分かれ、京都太秦キャンパス、新学部、学友会、龍尾祭など様々な話題について、連日、30℃を超える真夏日の京都市内同様、「母校の発展」という同じ思いを胸に現役学生と同窓生が熱く語らいました。
懇談会の締め括りには、京都東急ホテル BAR HORIKAWAにてバーテンダーとしてご活躍中の卒業生 小西克也さん(人間文化学部卒)が登場。
続く懇親会は、来賓の西片聡哉教育修学支援センター長の乾杯のご発声でスタート。
現役生らは普段あまり口にすることがないコース料理を前に感嘆しながら舌鼓。
同窓生も笑顔で学生時代の思い出を語り合い、現役生に大学の近況を聞きながら大学時代を懐かしみ、今も昔も変わることのない母校の話題に華が咲きました。
途中、参加者の名前を使ったビンゴゲームが行われ、齋藤豪常任理事と竹内博士常任理事の軽快な進行のもと、
自分の名前を書いたカードに同窓生は大学時代の思い出を、現役生は夢や目標を書き、カードが引かれる度に感嘆の声が上がり、それぞれのコメントを聞き、さらに感嘆と、参加者全員で盛り上がりました。
有意義な時間はあっという間に流れ、馬場善和同窓会副会長の閉会の挨拶でお開きとなりました。
懇親会では現役生と同窓生、先生方までが分け隔てなく同じ雰囲気で親睦を深められる、まるで家族のようなアットホームさは学園大ならでは。
いつまでも変わることのない穏やかな校風の一端を見受けることができました。
現役生と同窓生、母校と同窓会。両者の繋がりの大切さを改めて認識できた会となりました。
ここだけの話ですが今回の懇談会の会場の「京都東急ホテル」に、私は見覚えがあるんです。
実は私は京都学園大学に在学中の頃に、何度か京都東急ホテルの前を通った記憶がありまして、今回の報告を拝見してピンと来た次第です。
どういう事かと言いますと、京都市営バスの9号系統に私はその頃何度か乗車しまして、この時に京都東急ホテルの前を通ったんです。
この京都市営バスの9号系統は堀川通を走行して、西賀茂車庫と称します営業所へと向かっています。その北行きの車線沿いに建っている京都東急ホテルが、今回の懇談会の会場となりましたのも、不思議なご縁だと感じずにはいられません。