2007年12月06日(木)
歩行者用の信号が赤から青へと変わると、多くの人々が一斉に歩きだす、JR 博多駅前。青信号のメロディーはいつも決まって「故郷の空」が流れます。懐かしい曲、まるで、過去の思い出に合わせて流れる BGM のようです。
そんな博多駅から徒歩で数分の博多パークホテルを会場に、12 月 2 日、今年で3回目を迎える京都学園大学同窓会九州支部総会が行われました。開会の挨拶は、支部長の豊福祥人さん(1期生)。「皆さん、お忙しいなか集まって下さって有り難うございます。こうやって大勢が集まる機会はあまりないので今日は楽しくいきしょう」
豊福さんの挨拶が終わると、そこへなんとサプライズゲストとして京都学園大学学長・波多野進教授が登場。実は、同じホテルの同じ階で、京都学園大学父母の会・就職説明会が行われていたのですが、そちらの会場に出席していた波多野学長が、急遽こちらの会場にも来場、挨拶をいただきました。「先日も広島で中国支部の設立総会に出席しました。九州支部もまだまだはじまったばかりですが、これからの発展に大いに期待しています」
同窓生のみなさんは久々の再会に喜びを分かち合い、学生当時を彷彿とさせる気さくなノリと勢いで、思い出話しに華を咲かせていました。そんななか、今回もまた同窓生の方々にいろいろなお話を伺いました。
「1期生は団結力があった」と話すのは、支部長の豊福祥人さん。「われわれ1期生はまず、大学の "基礎をつくる" というのが仕事でした。学友会もクラブも無いですから、いろいろな人に助けてもらいながらひとつずつ、つくっていきました」1期生の皆さんが基礎を固めたおかげで、今ここに同窓会があるのかもしれません。また豊福さんは同窓会という集いの場で「仲間を増やしていきたい」と話します。「懇親の場を広げながら、いろいろな職域の人と若い人も含めてまず知り合う、また若い人が参加しやすい、そうした場にしていきたいです」と、今度は同窓会の "基礎づくり" に意欲的です。
「すごく和やかで、親しみやすい雰囲気です」と話すのは、今回はじめて同窓会に参加した、九州支部の末松伸一さん(28期生)。「同窓会には今後も参加していきたい」と、積極的な意を表します。こうした世代を超えた出会いが同窓会の良さであります。
今回の京都学園大学同窓会九州支部総会は、異世代、異業種と、実にさまざまな同窓生が集まりました。以前インタビューした同窓生のなかで「大学とは、第2の故郷である」と答えた方がいます。同じ大学という故郷を共有できる仲間との交流は、なんとも素敵なことです。まるで「故郷の空」のメロディーが、過去の思い出にと共に流れるかのようです。
コメントを残す