2017年07月23日(日)
まもなく皆さまのお手元にお届けするCheer30号。その編集や校正の過程で色々なところにでてくるロゴマーク。
創立30周年を迎えた1999年(平成11年)に、制定された京都学園大学のロゴマークです。
同窓生でも馴染みがない人の方が多いのではないでしょうか。
大学の「学園」の頭文字と世界(グローバル)の「G」をデザイン化されたこのロゴマークは、常に上昇を志向するパワー、情熱、フレキシブルな精神を具象化したものだそうです。
『日本人らしい日本人の育成』を建学の精神に掲げ、これまで培ってきた学風を基盤に、教える者と教えられる者とがココロをひとつにして学んでいく「共学」の理念を掲げ、さらなる躍進への意志を込めて新たに制定されました。
では、逆に若い世代の人達に馴染みがなくなりつつあるこのマークをご存知でしょうか?
昭和44(1969)年の開学直後から要望され、大学側でもそのデザインを考え、学生からも案を求めて教授会で審議され、一旦は見送られましたが、その後、学生、教員による小委員会で応募デザインの再検討を重ね、慎重審議の結果、教授会で決定された「 学章 」。開学から2年が過ぎた昭和46年4月12日に制定されました。
「大学」の文字は、「京都学園大学」を表し、「星形」は、「京」の文字を図案化したもので、大宇宙の中における京都学園大学を示し、「円環」は、平和の精神と日本的情操、「+」は、精神と物質の文化的統合を象徴しているそうです。
それでは、開学時には何にもなかったのかといえば、
京都大学経済学部出身の書家で、文化功労賞も受賞された綾村担園先生に揮毫いただいたものがあり、色々なところで見られたことがあると思います。
Cheer30号のなかにも、ロゴマークと学章が色々なところででてきますよ。
ものの成り立ちとかって調べてみると面白いですね。
みなさんも是非、疑問に思ったことを調べてみてはいかがですか。
コメントを残す