2010年08月02日(月)
7月3日(土)梅雨の最中、雨降りにもかかわらず鹿児島中央駅前から、九州支部主催の会員研修会がスタート。一行は小雨の中、ほどなくして遺産の宝庫 鹿児島・磯地区にある名勝で19代島津光久の別邸「仙巌園」を訪れました。庭園入り口には巨大な鉄製150ポンド砲が私たちを歓迎。正門には見覚えのある島津藩の家紋をあしらった彫刻。更に進むと錫門や、大きな石灯篭などが配置された庭園。中心部に位置する磯御殿は、明治17(1884)年に大規模改修され現在に至っています。晴れていれば桜島の絶景が見られた事でしょう。その後も、尚古集成館や薩摩切子のギャラリーなど様々な展示品を見学。過去から現在、そして未来へ向かう薩摩のスピリッツを強く感じました。食事の後は、鹿児島名物のかるかんや薩摩焼酎の工場見学。参加された会員の皆さんは試食と試飲を堪能し、各自お土産を手に総会会場のホテルへと向かいました。
総会・懇親会は、支部会員、本部からの出席者など20名で開催されました。開催にあたり、九州支部の豊福祥人支部長からは、悪天候にもめげず、今回初めて参加され方があります…。と明るい話題を含めた挨拶がありました。続いて同窓会本部より、堀越直機副会長からは、6回目となる支部総会の開催を祝うと同時に、同窓会の状況や、九州支部の活動への新たな期待を込めた挨拶がありました。
議事の前に、平嶋智晃副支部長を議長に選出。豊福支部長より、第1号議案「平成21年度事業報告」、第2号議案「平成21年度収支決算報告」、第3号議案「平成22年度事業計画案」、第4号議案「収支予算案」の提案があり、全会一致ですべて承認されました。最後に、第5号議案「新役員の承認」について提案があり、こちらも全会一致で松本千秋さん(4期)が新役員として承認され、予定の議事はすべて終了しました。
休憩の後、会員交流懇親会を開催。来賓の内山隆夫学長より大学の近況報告をいただきました。学生に対して、職業人として自立できるように育てる。一人ひとりが働く力を身につけるようにカリキュラムを編成していく。個性を引き出し、生き方を育てる。そして、OBの皆さんには、現役の学生や、大学に対して実社会の情報を提供してほしいと結ばれました。
続いて、本学経営学部教授の大西昭生先生から、サッカー部の活躍について話題提供をいただきました。現在60数名の部員中、何と!3人に1人が九州の出身者であること。1部リーグ昇格まであと一歩。更なるチーム力の強化を目指し、限られた時間あらゆる人脈を駆使しながら、地方の原石を求めてスカウトに回っている。現在、有力な選手も数人ピックアップしているところ…名前は、公表できないが楽しみにしてほしい…と、熱く語っていただきました。そして乾杯のご発声。
乾杯の後は、亀岡市民新聞社編集長でもある竹内博士同窓会常任理事から大学の様子を自ら取材した紹介ビデオを上映いただき、新たに完成した人工芝や同窓会が寄贈した時計塔、現在の大学や学生たちの活動の様子など、盛りだくさんの情報が次々に提供されました。その後、参加者の自己紹介があり、宮崎から初参加の三原崇さんは、「九州でこんなにOBの方に会えてお話できて、最高な一日でした。
学園大生の活躍を聞くと自分のことのように、大変嬉しく感じます。これからも、京都学園の発展を九州から応援します。私自身も京都学園大学の誇りになれるよう、頑張ります。」とメッセージを述べられました。記念撮影、大学歌斉唱と、あっという間に閉会時間となり、参加者一同、新たな決意を胸にそれぞれ岐路につきました。
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