2010年11月15日(月)
平成22年11月13日(土)名古屋市中区にあるHOTEL&ホール「オースプラザ」で開催されました。
会場となった「大須」ですが、名古屋開府による名古屋城の城下町の整備に伴い、もともと岐阜県羽島市にあった大須観音を移転し、門前町として発展された町で、名古屋銘菓の大須ういろの本店があったり、電気街や電脳街として、そして、飲食店やおみやげ物の店舗が多数ある街でした。
そんな、大須観音のお隣にある「オースプラザ」が今回の会場でした。
当日は、同会場にて、「教育・就職相談会」「受験生相談会」も同時開催されました。
京都学園大学同窓会東海支部(静岡県、愛知県、三重県、岐阜県)は、約1,500人もの卒業生を輩出している地域でもあります。
総会の開催を前に「会員研修会」として、バイオ環境学部の原 雄一 教授の「京町家キャンパスから銀閣寺まで ~京都の水辺とその歴史を訪ねて~ 」と題して講演会を行っていただきました。
毎年学生と一緒にフィールドワークを実施されている京町家キャンパスから西洞院通、錦市場、高瀬川、鴨川、白川、琵琶湖疎水、インクラインなどの歴史的な成り立ちなどを写真と地図のスライドを見ながら、哲学の道から銀閣寺までの懐かしい京都の今、現在、過去などを学びました。
公演の中で、京都市内街角に多数残る「森下仁丹」の町名表示の「琺瑯町名看板」のお話では、「京都、大阪、名古屋、東京など全国に設置されたのですが、戦災等で多くが失われた。ここ名古屋で、もし残っているのをご存知なら、ぜひ教えてください」なんて話も。
総会は、渡邉周二副支部長の挨拶で始まり、来賓挨拶として、内山隆夫学長が現在の大学の話などを、クラブ活動の活躍などの話を織り交ぜながらされ、「母校 京都学園大学の最高のサポーターである『同窓生』のより一層の協力をお願いします。」とのご挨拶をいただきました。
中村淳二支部幹事の司会の下、出席者の中から、柴田康徳支部幹事が議長として選出され、第1号議案「平成21年度事業報告」、第2号議案「平成21年度収支決算報告」、第3号議案「平成22年度事業計画案」、第4号議案「平成22年度収支予算案」が審議され、すべて承認されました。
懇親会に先立ち、田中宏明経営学部長から「京都学園大学最新情報! ~大学生の就業力育成支援事業選択を中心に~」と題して、「京都学園大学の現状と将来」「今、大学に求められているもの」「What’s New of KGU?」などをスライドでお話いただき、「建学の精神である『日本人らしい日本人を育てる』、すなわち、『世界的視野に立って、自らの判断で決定し、行動する人材』を育成していくという力強い意気込みを語っていただきました。
西藤二郎キャリアサポートセンター長のご挨拶、そして、乾杯のご発声で懇親会がスタート。
途中、同窓会名誉顧問の米田貞一郎先生のビデオレターが披露され、102歳とは思えぬお元気な姿に会場内には懐かしさと驚きが交錯していました。
また、亀岡市民新聞社編集長でもある竹内博士同窓会常任理事が大学の様子を自ら取材した紹介ビデオを上映し、最近の大学の様子、現在の大学や学生たちの活動の様子など、盛りだくさんの情報を次々に提供されました。
お仕事の都合で、遅れての参加となった小林滋弘支部長の挨拶では、「年に1回とはいえ、こういった形で同窓生が集まり、大学歌を歌えることはすばらしいことである」、そして「外から大学を見て、意見を述べること。それが母校をよりよくしていける。みんなで、側面から協力をしていきましょう」との力強いメッセージを発信され、参加者全員で、大学歌を斉唱し、猿見田隆弘副支部長のご発声により、四国支部から全国へと発信中の、ますます京都学園大学が前向きに発展していくようにとの願いをこめた『学園締め』で締めくくり、あっという間に閉会時間となりました。
いつ参加しても、熱い東海支部総会ですが、今回も参加者一同新たな決意を胸にそれぞれ岐路につきました。
田中宏明経営学部長のお話の中でも、「名古屋は食べ物がおいしい。」なんて話がありましたが、現在、名古屋市交通局では「バス・地下鉄全線一日乗車券」なるものが発売されていて、土・日・休日なら1日600円で乗り放題なんですね。高速道路の上限1000円で名古屋まで行って、駐車場に車を停めて、バス・地下鉄で名古屋観光なんてのも楽しいかも知れませんよ。
熱い同窓生たちが多く住むこの街で、パワーを分けてもらった今回の支部総会でしたが、また来たいと思わせるその魅力にみなさんも触れてみませんか。
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