2011年12月10日(土)
今年は例年の開催地である愛知県名古屋市から離れ、静岡市の静岡グランドホテル中島屋で開催されました。
平成23年11月20日(日)午後2時30分から会員研修会がスタート。
本学バイオ環境学部教授の中村正彦先生による文化学術講演会「エピジェネティクスへの招待」と題する講演が始まると、地元静岡をはじめ、岐阜・愛知・三重の東海各地から参加された会員の皆さんは、「エピジェネティクス・・・?」と聞き慣れない言葉に困惑気味。
本日のお題は、遺伝子の話。“氏か育ちか”=遺伝子か環境か…熱心にメモを取りながら、その話題に引き込まれていきました。
人の遺伝子解析で分かった事。それは、ヒトの遺伝子は28,924個である事です。
皆さんご存知でしたか?チンパンジーは**個…。
また、霊長類の特徴の一つに「顔の表情」(“こころ”を表す)があげられる事。
更に、言語の取得に関する遺伝子はヒトにだけある事。男女の違いは…と話題が進みます。
三毛猫は、メスだけである理由。養殖ウナギは、大半がオスである。ウミガメは、産卵された場所(砂浜)の砂の温度の違いで雌雄が決まる。クローン羊のドーリーを安楽死させた理由…。
遺伝子の研究成果をもとに、私達のまわりや自然界で繰り広げられている様々な謎が明らかにされました。
その他、各種のガンやアレルギー、遺伝子組み換え、iPS細胞の話題…久しぶりに、目からウロコでした。
続く支部総会は、小林支部長のあいさつ後、議事に入りました。
1号議案―平成22年度の事業報告。2号議案―平成22年度の収支決算報告。3号議案=平成23年度の事業計画(案)。4号議案―平成23年度の収支予算(案)が提案されました。
質疑応答の後、総会に提案されていた全ての議事は、全員一致で承認されました。
休憩をはさんで、開催された会員交流懇親会は、浜松出身で来賓としてご出席の内山隆夫学長のご挨拶で幕が開きました。
内山先生は、クラブ活動や就職活動に奮闘している学生の状況について、詳細にわたって報告されました。
また、経済学部教授でキャリアサポートセンター長の西藤二郎先生からは、乾杯の発声に先立ち、教育から協育へ。就業力育成推進事業の取組み「私の人生設計」の実施状況を報告していただきました。就職活動においては先輩の体験談が大きな意味を持っているので、参加者の皆さんにも是非登場してほしい…と、熱いメッセージも込められました。
歓談中には参加者の自己紹介もあり、大いに盛り上がりました。その中から幾つか拾ってみると…
まもなく、同窓会は40周年を迎える。今後は、異業種間の交流などを通して埋もれているOBの存在を発掘し、持てる力を存分に発揮していただきたい。
また、フェイスブックなど最先端の情報網を駆使・活用していきながら活動の輪を広げていきたい。
更に、他支部との合同開催や温泉で一泊しながら開催を…等々、様々な形態での企画運営を!との提案もありました。
今回の支部総会には2名の会員が初めて参加されていました。
次回は、その輪をひとまわり大きく広げて参加していただくことを願い、大学歌を斉唱し、
四国支部発祥の前向き万歳三唱、
そして記念撮影…。
あっという間に閉会となりました。
参加者一同、新たな決意を胸にそれぞれ帰路につかれました。
参加されました皆さん、お疲れ様でした。また、元気な姿でお会いしましょう。
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