2019年10月10日(木)
令和元年9月23日(月)、中国支部 第13回 総会・懇親会が「熊野筆」で有名な安芸郡熊野町で開催されました。
今年は、前日の台風接近により、開催が危ぶまれる状況でしたが、当日は、朝方に風が残ったものの、日中は晴天に恵まれ、暑いくらいになり、無事開催することが出来ました。
熊野町は、全国の8割の筆を生産し、熊野筆は昭和50年(1975年)には通商産業大臣(現在の経済産業大臣)により、伝統的工芸品の指定を受けております。
参加13名のうち、11名が午前9時に広島駅新幹線口に集合。今回の総会・懇親会の会場となる「おか半 総本店」の送迎バスで熊野町へ向かいました。
まずは「第85回 広島県熊野町 筆まつり」の研修視察を行いました。初めに「筆の里工房」を訪れ、世界一の大筆や製作実演、著名人愛用の筆やその他展示物を見学。
「筆の里工房」には、卒業生の神浦 正彦氏(1988E)がお勤めされており、工房内の案内をして頂きました。
体験コーナーの「かな判子」では、かなが誕生してから明治時代まで、1200年近く使っていた「かな」の文字を判子にされており、同じ音でも複数のかながあり、いろいろな判子を使って、自分の名前などを押し、分かり易さ,難しさを体験。「筆で水遊び」では、毛の種類による書き味の違いを体験し、筆の製造工程や歴史だけでなく、かな文字の歴史を垣間見る事が出来ました。
その後、筆供養が行われている「筆塚」や、榊山神社周辺で筆メーカー各社が出店し、支部監事の宮尾典明氏(1983E)も出店されている「筆の市」や熊野本宮社等を散策しました。
午後1時より会場を「おか半 総本店」に移し、第13回 支部総会を開催。
瀬戸尚人 中国支部長(1985E)の開会のあいさつ。
井尻雅丈同窓会副会長(1972E)のあいさつの後、
木島慎一副支部長(1977E)の進行で、第1号議案から第5号議案まで審議、可決されました。
その後、住吉眞一支部顧問(1973E)の乾杯のご発声により懇親会が開始されました。
それぞれの近況や総会に多くの同窓生に参加頂くための意見等を活発に交換されました。
まだまだ話が尽きない状況の中、石川千尋支部幹事から閉会のあいさつがあり、
最後に参加者全員で校歌斉唱し、来年、一人でも多くの参加を願いつつ、全ての日程を終了しました。
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